島グルメの最後は・・・(才能応援プロジェクト ウェブライター部門)
2015年 02月 27日
エキサイトさんの企画が始まってから、地元素材のご紹介を『家グルメ』として書かせていただきました。
書いていて色々思うこともあり、自分のブログを振り返るよいきっかけを与えていただくことになりました。
企画を知った時にはやや日数が経っていて、残念ながら、どんなふうに書いてゆこうか考える余裕がありませんでした。
が、今は違います。(笑)
最後の記事で、何を書こうかと少し前から考えていました。
それは、海辺のレストランのお話です。
三宅島の異空間ともいえる「misaki+cafe」というお店をご紹介します。
今更言うまでもなく、お料理は味、見た目、香り、作り手の思いなどが加わり、最高の一品となります。
こちらのレストランでは、できる限り三宅島の食材を使っているそうで、これまで私がご紹介してきたように海の幸、畑で採れた野菜たち、庭先のハーブなど。
目にする食材は、島に住んでいれば誰でも手に入れることが出来るものが多いんですね。
それがKシェフの手にかかると、あら不思議!三宅島の異空間にふさわしい、それでいながら、誰の口にも違和感を与えないメニューに早変わりするのです。
私が食事をするときに一番好きな瞬間があるのですが、それは料理がテーブルに置かれる瞬間です。
これは主婦だと余り味わえないです。
テーブルで待つ時のドキドキする気持ちと、運ばれてきたときのワクワクした気持ちの両方が、とても心地よいのです。
この日私の前にやってきた料理はハンバーグですが、しばらく静かに眺めていたくなるような、白いお皿をキャンバスにした絵画のようです。
トマトソースとマヨネーズソースを合わせるというのは、素人には思いつきません。
意外性をも感じさせてくれる、まさにシェフのマジック。
ある時は大切な人と、あるときは一人の貴重な時間を過ごせる場所として、観光客の方、島民の皆さんにも、是非おススメのレストランですよ。
さて、グルメコラムと聞いて私にも書けるかもしれないと思ったのは、地元の豊かな食材たちがあったからこそですが、同時に、三宅島の美味しいものを皆さんにご紹介したいと思ったのです。
このブログを見て三宅島に興味を持ってくださった方、来る機会を持てそうな方には是非、当地を訪れ、美しい風景とともに美味しいものを楽しんでもらえたら・・・と思います。